【9弾環境】黒ティーチ(黒ひげ)デッキレシピやデッキの回し方・対策を解説

ワンピースカードゲーム第9弾『新たなる皇帝』で登場した、黒の単色リーダーカード「マーシャル・D・ティーチ」を使用した【黒ティーチ】のデッキレシピや回し方、採用率の高いカード、採用候補カードなどを紹介していきます。

リーダー効果の性質上、登場時効果を持ったキャラは採用されていません。

デッキレシピ例
リーダー
《OP09-081》マーシャル・D・ティーチ
コストキャラクター枚数
1《OP09-095》ラフィット4枚
1《OP09-089》ストロンガー4枚
2《OP09-090》ドクQ4枚
2《OP09-091》バスコ・ショット4枚
3《OP09-088》シリュウ4枚
4《EB01-048》ラブーン4枚
4《OP09-086》ジーザス・バージェス4枚
5《OP09-083》ヴァン・オーガー4枚
10《OP09-093》マーシャル・D・ティーチ4枚
コストイベント枚数
1《OP07-096》嵐脚4枚
1《OP09-096》おれの時代だァ!!!!4枚
4《EB01-051》指銃4枚
4《OP09-098》闇穴道2枚
リーダー
《OP09-081》マーシャル・D・ティーチ
コストキャラクター枚数コストキャラクター枚数
1《OP09-095》ラフィット4枚5《OP09-083》ヴァン・オーガー4枚
1《OP09-089》ストロンガー4枚10《OP09-093》マーシャル・D・ティーチ4枚
2《OP09-090》ドクQ4枚コストイベント枚数
2《OP09-091》バスコ・ショット4枚1《OP07-096》嵐脚4枚
3《OP09-088》シリュウ4枚1《OP09-096》おれの時代だァ!!!!4枚
4《EB01-048》ラブーン4枚4《EB01-051》指銃4枚
4《OP09-086》ジーザス・バージェス4枚4《OP09-098》闇穴道2枚

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目次

黒ティーチの解説

OP09-081|L|LEADER

マーシャル・D・ティーチ

ライフ5属性
パワー5000カウンター
特徴
四皇/黒ひげ海賊団
テキスト
自分の登場時効果は無効になる。
起動メイン自分の手札1枚を捨てることができる:次の相手のターン終了時まで、相手の登場時効果は無効になる。

デッキの特徴

自分の登場時効果が無効になるデメリット効果

「マーシャル・D・ティーチ《OP09-081》」のリーダー効果で、自分の登場時効果が無効になります。

登場時効果を持つ黒のキャラ例

このデメリットによって、多くの黒色デッキで採用されているような、強力な登場時効果を持っているキャラの大多数が採用できません。また、それに付随してデッキ構築の自由度が狭いことも【黒ティーチ】の欠点の一つとなります。

つまり、【黒ティーチ】では登場時効果を持たないキャラでデッキを構築する必要があり、そこで活躍するのが、起動メイン効果です。

起動メイン効果を持つ黒のキャラ例

同じく9弾『新たなる皇帝』で登場した、特徴《黒ひげ海賊団》を持つキャラの多くは、起動メイン効果を持っています。加えて、過去に登場した、起動メイン効果を持ったキャラも採用することができます。

相手の登場時効果を封じるリーダー効果

自分の登場時効果が無効になってしまうデメリットの代わりに、「マーシャル・D・ティーチ」は相手の登場時効果を無効にすることができる強力なリーダー効果を持っています。

【黒ティーチ】側は、デッキ構築の時点で登場時効果を全て排除しているのに対し、相手は手札に存在する登場時効果を持ったキャラが全てバニラ(効果を持たないキャラ)同然となり、相手の行動を大きく制限することができます。

採用キャラの登場時効果が占める割合
赤シャンクス
60%
紫ルフィ
70%
黒ロブ・ルッチ
90%

いくつかのデッキで、採用されているキャラの内、登場時効果を持つキャラが占めるおおよその割合を算出したところ、上記のような数値が出ました。

このように、登場時効果を持つキャラはどのデッキにも多く採用されており、デッキの核となるキャラであるほど、この比率は高まる傾向にあります。

但し、この強力なリーダー効果にも欠点は存在し、それは発動に手札コストを要求されることです。そのため、序盤から考えなしに乱発していると手札が枯渇していき、後々のプレイの選択肢が狭くなり、手札のカウンター値も減少していきます。

そうした問題を回避するためには、それぞれのデッキに対してリーダー効果を発動するタイミングを把握することが重要となります。

また、一部の特徴《黒ひげ海賊団》を持つカードは、【KO時カード1枚を引く。】効果を持っています。当該のキャラはいずれもKO時効果とは別に、相手からすると放置は避けたい効果を持っており、「ラフィット《OP09-095》」と合わせてこれらのカードは実質的に手札消費なしでプレイすることができます。

序盤~中盤をこうしたカードで繋ぐことで、ゲームの中盤~後半に向けて、十分な手札コストを確保することが可能です。

10コストのティーチを採用できる

9弾『新たなる皇帝』で登場した、特徴《黒ひげ海賊団》を持つカードの多くは、効果の使用に【自分のリーダーが特徴《黒ひげ海賊団》を持つ場合、~】という条件を求められます。

OP09-093|SR|CHARACTER

マーシャル・D・ティーチ

コスト10属性
パワー12000カウンター
特徴
四皇/黒ひげ海賊団
テキスト
ブロッカー
起動メインターン1回自分のリーダーが特徴《黒ひげ海賊団》を持ち、このキャラが登場したターンの場合、相手のリーダー1枚までを、このターン中、効果を無効にする。その後、相手のキャラ1枚までを、次の相手のターン終了時まで、効果を無効にし、そのキャラはアタックできない。

中でも、「マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》」は【黒ティーチ】の強力なフィニッシャーで、このキャラを採用できる点は【黒ティーチ】の大きなメリットの一つとなります。

起動メイン効果とパワー12000のブロッカーにより、次のターンのアタックを2回止めることが可能で、その高いパワーゆえに場持ちに優れ、以降のターンも12000でアタックするか、12000のブロッカーとして残すかを状況に応じて選択することができます。

加えて、【相手のリーダーを、このターン中、効果を無効にする】効果を持っており、相手のターンに発動する効果を持った、一部のリーダーを一時的に機能停止させることができます。

相手ターンに発動する効果を持ったリーダー例

基本的なデッキの回し方

10コストの「マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》」を集めて、10ドン!!到達後に連打を目指します。その要所要所で、相手の登場時効果を封じて戦う、コントロールデッキです。

STEP
サーチと処理

・「ラフィット」や「おれの時代だァ!!!!」によるサーチ
・コストを下げるカードと除去カードを組み合わせてキャラの処理
10コストの黒ひげを集めつつ、序盤~中盤を凌ぎます。

STEP
ジーサス・バージェスを立てる

その最中に、隙を見て「ジーサス・バージェス《OP09-086》」を置くことができると、後半に戦いやすくなります。

STEP
10コストの黒ひげを連打する

10ドン!!に到達後は、それまでに集めた「マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》」を毎ターンプレイしていきます。

Tips

基本的に、「ジーサス・バージェス《OP09-086》」はKO耐性を活かして場に残しておき、10コストの黒ひげ登場と合わせて殴り始めることが多いです。

あまりトラッシュにカードがない(育っていない)状況でレストにしてしまうと、相手に簡単に殴り返されてしまい、また、ある程度育っていたとしても、リーダー効果のコストを考慮すると手札をカウンターに充てることは避けたいからです。

但し、戦況次第ではこの限りではありません。また、相手がKO以外の方法による除去手段を有している場合も同様です。

苦手なカード・黒ティーチの対策や弱点

【黒ティーチ】を相手にする場合の対策や、【黒ティーチ】を使用する上での注意点など。

KO以外の方法による除去

一部のキャラは、【KO時カード1枚を引く。】効果を持っており、また、本来であれば「ジーサス・バージェス《OP09-086》」は10コストの黒ひげに次ぐアタッカーとして運用したいキャラですが、KO以外の方法で除去されてしまうと、KO時やKO耐性が機能しません。

OP06-058|R|EVENT

重力刀 猛虎

コスト7属性
パワーカウンター
特徴
海軍
テキスト
メインコスト6以下のキャラ2枚までを、好きな順番で持ち主のデッキの下に置く。

トリガーコスト5以下のキャラ1枚までを、持ち主のデッキの下に置く。

特に、リーダー効果やイベントによる除去は、リーダー効果によって登場時効果で防ぐことができないため、状況によっては致命的な損害を被る場合もあります。

キャラを大量展開するデッキ

【黒ティーチ】は、リーダーの持つデメリット効果により、「ロブ・ルッチ《OP05-093》」などの強力な登場時効果を持った、黒色の優秀なキャラを採用することができません。

OP05-093|SR|CHARACTER

ロブ・ルッチ

コスト4属性
パワー6000カウンター
特徴
CP0
テキスト
登場時自分のトラッシュのカード3枚を好きな順番でデッキの下に置くことができる:相手の、コスト2以下のキャラ1枚までとコスト1以下のキャラ1枚までを、KOする。

結果として、現状のカードプールでは、キャラの多面展開を得意とするデッキには処理のスピードが追いつかず、10ドン!!のターンに「マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》」を登場させても、状況的に手遅れとなる場合が多いです。

採用率の高いカード・入れ替え候補

これまでに紹介してきたカード以外に、【黒ティーチ】デッキへの採用率が高いカードや環境次第で採用を検討できるカードなどを紹介していきます。

OP08-079|SR|CHARACTER

カイドウ

コスト9属性
パワー9000カウンター
特徴
元ロックス海賊団/百獣海賊団
テキスト
起動メインターン1回自分の手札1枚を捨てることができる:このキャラが登場したターンの場合、相手のコスト7以下のキャラ1枚までを、トラッシュに置く。その後、相手は自身の手札1枚を捨てる。

起動メイン効果でキャラを処理できるキャラの中でも対象の範囲が広く、コストを下げるカードと組み合わせなくても、単体である程度のキャラを除去できます。

また、ミラーでは「嵐脚《OP07-096》」や予め場に出しておいた「ヴァン・オーガー《OP09-083》」「ラブーン《EB01-048》」と合わせて、相手の10コストの「マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》」を除去することも可能です。

OP08-084|SR|CHARACTER

ジャック

コスト7属性
パワー8000カウンター
特徴
百獣海賊団
テキスト
このキャラのコスト+4。
起動メインこのキャラをレストにできる:カード1枚を引き、自分の手札1枚を捨てる。その後、相手のコスト3以下のキャラ1枚までを、KOする。

場に存在する場合に自身がコスト11になることもあって、リーダー効果と合わせると処理が難しく、場持ちが良いです。また、手札入れ替え効果は、カウンター値の少ない【黒ティーチ】と相性が良いだけでなく、「ジーサス・バージェス」の育成にも役立ちます。

OP05-081|UC|CHARACTER

片足の兵隊

コスト2属性
パワー0カウンター2000
特徴
ドレスローザ
テキスト
起動メインこのキャラをトラッシュに置くことができる:相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-3。

2000カウンターの少ない【黒ティーチ】において、2000カウンターとコスト下げの2つの役割を持つことができます。また、登場時効果以外の方法でコストを下げることができるキャラの中でも、

  • 自身のコスト2
  • 下げることのできるコスト3

と、コストパフォマンスに優れます。

ST06-006|C|CHARACTER

たしぎ

コスト3属性
パワー4000カウンター2000
特徴
海軍
テキスト
起動メインこのキャラをレストにできる:相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-2。

「片足の兵隊」よりもコストパフォマンスは劣るものの、自身をレストにすることで発動できる効果のため、繰り返し発動できる可能性のある点や、相手の攻撃を吸うことができる点で勝ります。

OP02-117|UC|EVENT

氷河時代

コスト1属性
パワーカウンター
特徴
海軍
テキスト
メイン相手のキャラ1枚までを、このターン中、コスト-5。

「ドクQ《OP09-090》」が中コスト帯のキャラを除去できるようになります。また、このカードを含む何枚かのカードを組み合わせることで、大型キャラも取りやすくなります。

OP09-099|C|STAGE

ハチノス

コスト1属性
パワーカウンター
特徴
黒ひげ海賊団
テキスト
起動メイン自分の手札1枚を捨て、このステージをレストにできる:自分のデッキの上から3枚を見て、特徴《黒ひげ海賊団》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置く。

毎ターントラッシュを増やしながらサーチが行えるカードです。10ドン!!ターンまでに、「マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》」を集めやすくなります。

2枚目以降の「ハチノス」が腐ってしまう問題も、自身やリーダー効果のコストに充てることで、そこまで気になりません。

また、10コストの「マーシャル・D・ティーチ」をプレイするターンは、コストの兼ね合いで他にカードをプレイすることができません。10ドン!!到達ターンまでに、十分な枚数の「マーシャル・D・ティーチ」を集められていない場合、連打が途切れてしまうケースが多いですが、「ハチノス」は唯一、コストにドン!!を必要としないため、「マーシャル・D・ティーチ」のプレイとサーチの両立が可能です。

よくある質問・ルールの裁定まとめ

【黒ティーチ】を使用する上で気になる効果処理や裁定を、Q&A形式でご紹介します。

マーシャル・D・ティーチ《OP09-081》

起動メイン効果を使用した次のターンに、相手が登場時/アタック時効果を持つキャラを登場させた場合、そのキャラの登場時/アタック時効果を発動することはできますか?

いいえ、できません。

起動メイン効果を使用した次のターンに、相手が登場時/アタック時効果を持つキャラでアタックした場合、そのキャラの登場時/アタック時効果を発動することはできますか?

はい、できます。

補足

OP08-106|SR|CHARACTER

ナミ

コスト5属性
パワー5000カウンター1000
特徴
エッグヘッド/麦わらの一味
テキスト
登場時自分の手札からトリガーを持つカード1枚までを捨てることができる:相手のコスト5以下のキャラ1枚までを、KOする。その後、自分の手札が3枚以下の場合、カード1枚を引く。

トリガーこのカードの登場時効果を発動する。
起動メイン効果を使用したターンに、相手がダメージを受け、そのライフが「ナミ《OP08-106》」でした。この場合、【トリガーこのカードの登場時効果を発動する。】の効果はどうなりますか?

トリガーを発動することを選ぶことはできますが、登場時効果は発動しないため何も起きず、「ナミ」はトラッシュに置かれます。

補足

PRB01-001|L|LEADER

サンジ

ライフ5属性
パワー5000カウンター
特徴
麦わらの一味
テキスト
起動メインターン1回自分のコスト8以下の登場時効果を持たないキャラ1枚までは、このターン中、速攻を得る。
(このカードは登場したターンにアタックできる)
起動メイン効果を使用しました。相手のリーダーが「サンジ《PRB01-001》」の時、次のターン、相手が登場させた登場時効果を持つキャラに「サンジ」の起動メイン効果を使用することはできますか?

いいえ、できません。

登場時効果を持たないキャラとして扱うわけではありません。また、登場時効果しか持たないキャラが、元々の効果を持たないキャラとして扱われることもありません。

ジーザス・バージェス《OP09-086》

自分のトラッシュが7枚の状態で、レストのこのキャラがアタックされ、手札から+1000カウンターを1枚捨てました。この場合、このキャラの効果によってパワーは上がりますか?

はい、上がります。

※この場合、手札からカウンターを捨てたことで、トラッシュの枚数が8枚になるため、自身の効果でパワーが7000になり、更にカウンターの+1000が適用され、パワーは計8000になります。

ストロンガー《OP09-089》

起動メイン効果は、カード1枚を引きそのカードを見た後に、コストを-2するキャラを選ぶことができますか?

はい、できます。

マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》

「ルール上、このカードはデッキに何枚でも入れることができる。」と書かれた効果は、このカードの効果で無効にできますか?

はい、できます。ただし、効果を無効にされたカードと同じカードがデッキに5枚以上入っている状態でも、その対戦には影響しません。

このカードの効果によって効果を無効にされたキャラがKOされた場合、そのキャラの持つKO時効果は発動できますか?

いいえ、できません。

補足

OP03-040|L|LEADER

ナミ

ライフ5属性
パワー5000カウンター
特徴
東の海
テキスト
ルール上、自分のデッキが0枚になった場合、自分は敗北する代わりに勝利する。
ドン!!×1このリーダーのアタックによって、相手のライフにダメージを与えた時、自分のデッキの上から1枚をトラッシュに置いてもよい。
相手のリーダーが「ナミ《OP03-040》」の時、このカードの効果で相手のリーダーの効果をこのターン中無効にしました。そのターンに相手のデッキが0枚になった場合はどうなりますか?

この場合、相手がゲームに敗北します。

補足
「サボ《ST13-007》」「ポートガス・D・エース《ST13-010》」「モンキー・D・ルフィ《ST13-014》」の起動メインでパワー+2000されているリーダーの効果を、このカードの効果で、このターン中無効にしました。リーダーのパワーはどうなりますか?

パワーは+2000されたままです。

※このカードの効果は、選んだカードが他のカードによって得ている効果を無効にすることはできません。

Tips

「マーシャル・D・ティーチ《OP09-093》」のこれらの裁定は、「闇水《OP09-097》」「闇穴道《OP09-098》」など、同じテキストを持つ他のカードも同様の裁定となります。

闇穴道《OP09-098》

「嵐脚《OP07-096》」のメイン効果で相手の「ジャック《OP08-084》」のコストを-3しました。その「ジャック」を、「闇穴道」のメイン効果でKOすることはできますか?

はい、できます。

黒ティーチデッキまとめ

【黒ティーチ】は、リーダー効果で相手の登場時効果を封じながら、10コストの黒ひげを展開して制圧するコントロールデッキです。

デッキによって、リーダー効果を発動するタイミングが異なるため、それぞれのデッキに対してある程度の知識が求められます。

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