【ワンピースカード】ペローナ《OP09-034》の評価・解説

ワンピースカードゲーム第9弾『新たなる皇帝』に収録されている、「ペローナ《OP09-034》」の使い方や評価について解説していきます。

目次

ペローナ《OP09-034》のステータス

OP09-034|R|CHARACTER

ペローナ

コスト1属性
パワー2000カウンター2000
特徴
シッケアール王国/スリラーバーク海賊団
テキスト
登場時自分のデッキの上から5枚を見て、特徴《スリラーバーク海賊団》を持つカードか「ジュラキュール・ミホーク」1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置き、自分の手札1枚を捨てる。
Illustrator Information

illust:Yuu Shimotsuki

ペローナ《OP09-034》の解説

「ペローナ《OP09-034》」は、パワーが2000ありながら、カウンター値も2000持っている稀少なステータスを持ったサーチキャラです。


OP01-016

OP07-022
コスト11
パワー20000
カウンター10002000
サーチ効果を持ったキャラのステータス比較

ナミ《OP01-016》

お玉《OP07-022》
コスト11
パワー20000
カウンター10002000
サーチ効果を持ったキャラのステータス比較

基本的に、登場時効果でサーチを行う1コストのキャラは、【パワー2000】【カウンター値+1000】であることが多く、例外的に、「お玉《OP07-022》」や「ブエナ・フェスタ《ST05-014》」のように、パワーが0である代わりにカウンター値を2000持っているキャラが僅かに存在しています。

また、一般的に登場時効果で見ることのできるデッキ上の枚数は5枚で、サーチの条件が複数存在していたり、副次的なメリット効果を有している場合には、見ることのできる枚数が少なくなる傾向にあります。


OP01-016

OP03-112
枚数54
対象麦わらの一味ビッグ・マム海賊団
サンジ
サーチ効果を持ったキャラの効果比較

ナミ《OP01-016》

シャーロット・プリン《OP03-112》
枚数54
対象麦わらの一味ビッグ・マム海賊団
サンジ
サーチ効果を持ったキャラの効果比較

ところが、「ペローナ《OP09-034》」は、特徴《スリラーバーク海賊団》を持つカードに加えて「ジュラキュール・ミホーク」をサーチできるにもかかわらず、山札の上から5枚を見ることが可能です。

更に、「光月モモの助《OP01-041》」や「ジュエリー・ボニー《ST02-007)」といった起動メイン効果で①と自身をレストにすることでサーチできるキャラと同様に、自身を含む同名キャラもサーチすることができます


OP01-016

OP01-041
パワー20002000未満
対象「ナミ」以外同名カードも可
効果登場時起動メイン

自身レスト
サーチ効果を持ったキャラの効果比較

ナミ《OP01-016》

光月モモの助《OP01-041》
パワー20002000未満
対象「ナミ」以外同名カードも可
効果登場時起動メイン

自身レスト
サーチ効果を持ったキャラの効果比較

このように、ペローナ《OP09-034》の場合、あらゆるサーチキャラのいいとこ取りのようなステータス設定と効果が与えられています。

とはいえ、ワンピースカードゲームが2周年を迎えたタイミングで急激にインフレを起こしたわけではありません。それだけのメリットがある反面、サーチ後に自分の手札を1枚捨てるというデメリットも存在します。

OP09-034|R|CHARACTER

ペローナ

コスト1属性
パワー2000カウンター2000
特徴
シッケアール王国/スリラーバーク海賊団
テキスト
登場時自分のデッキの上から5枚を見て、特徴《スリラーバーク海賊団》を持つカードか「ジュラキュール・ミホーク」1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番でデッキの下に置き、自分の手札1枚を捨てる

手札を捨てる効果は、ステータスやサーチ効果に対して与えられたデメリットであるだけでなく、「スリラーバーク《OP06-098》」の存在も影響していると考えられます。

「ペローナ《OP09-034》」を採用することのできる緑色を含むリーダーで、且つ「スリラーバーク《OP06-098》」の条件である特徴《スリラーバーク》を持つリーダーに該当するデッキに、【緑黒ペローナ】が該当します。

OP07-098|C|CHARACTER

スリラーバーク

コスト1属性
パワーカウンター
特徴
スリラーバーク海賊団
テキスト
起動メイン(コストエリアのドン !!を指定の数レストにできる),このステージをレストにできる:自分のリーダーが特徴《スリラーバーク海賊団》を持つ場合、自分のトラッシュのコスト2以下の特徴《スリラーバーク海賊団》を持つキャラカード1枚までを、レストで登場させる。

「スリラーバーク《OP06-098》」で、「ペローナ《OP09-034》」をリアニメイトした場合に、手札を捨てる効果を持っていない場合、毎ターン「スリラーバーク」の効果を発動するたびに、手札が1枚増えることになってしまいます。

しかし、【緑黒ペローナ】をはじめとした特定のデッキにおいては、このデメリット効果が必ずしもマイナスな面ばかりではありません。

ペローナ《OP09-034》の評価

「ペローナ《OP09-034》」の強いポイント・弱いポイントを紹介します。

ペローナ《OP09-034》の強い点

ステータス

1コストでサーチを行いながらパワー2000のキャラが場に残るため、相手の場でレストになっているパワーの小さいキャラをバトルで処理することができる従来のサーチキャラとしての活躍と、手札にある時には2000カウンターとしても機能する役割、その両方を併せ持ちます。

能動的にカードをトラッシュに送ることができる

【緑黒ペローナ】のように、トラッシュ利用を得意とする黒色を含むリーダーでありながら、能動的にカードを送る手段に乏しいデッキも少なくありません。

特に、リーダー効果によってカードをトラッシュに送ることができないデッキにおいて、キーパーツを探しながらトラッシュを肥やすことのできる「ペローナ《OP09-034》」は、デメリット効果も含めて有効活用することが可能です。

例えば、カウンター値を持たない「リューマ《OP06-036》」をトラッシュに送ることができるのは明確なメリットで、最速で「ゲッコー・モリア《OP06-086》」をプレイしたい場合に、場に出したいキャラがトラッシュにいないといった事故も起こり難くなりました。

モリアで出すカウンターレスの例

シナジーを生みやすいカード

手札からプレイすると、手札を捨てるデメリットが重く感じる場合もありますが、黒色が得意とするリアニメイトによって場に出すことで、単純に手札の質を高める効果として使用できるようになります。

リアニメイトの手段としては、「スリラーバーク《OP06-098》」だけでなく、「ゲッコー・モリア《OP06-086》」などの使用率の高いカードも存在します。

OP06-086|SR|CHARACTER

ゲッコー・モリア

コスト8属性
パワー9000カウンター
特徴
王下七武海/スリラーバーク海賊団
テキスト
登場時自分のトラッシュのコスト4以下のキャラカード1枚までとコスト2以下のキャラカード1枚までを選び、1枚を登場させ、残りをレストで登場させる。

ペローナ《OP09-034》の弱い点

手札のリソースが減る

通常のサーチカードと異なり、対象のカードを手札に加えた後、手札を1枚捨てる処理が控えているため、「ペローナ《OP09-034》」をプレイすると手札の総数が減ってしまう点は、大抵の場合デメリットとして働いてしまいます。

サーチが失敗した時の損失が大きい

通常、デッキの上を見た結果サーチ対象がいなかった場合、手札のリソースを1枚失ったことになりますが、「ペローナ《OP09-034》」の場合、カードを手札に加えていなくても手札を1枚捨てる必要があります。

そうなると、手札のリソースを合計で2枚も失っていることになるため、サーチ対象のカードをデッキにより多く採用するなど、構築段階からデメリットと向き合わなければなりません。

よくある質問・ルールの裁定まとめ

「ペローナ《OP09-034》」を使用する上で気になる効果処理や裁定を、Q&A形式でご紹介します。

登場時効果でカードを手札に加えなかった場合、手札は捨てますか?

はい、捨てます。

『1枚まで』とあるため、カードを手札に加えなくても、0枚を選択したとみなされます。また、そもそも『○○。その後、△△』とある場合、○○が解決できない場合でも、△△を解決する必要があります。

ペローナ《OP09-034》まとめ

既存のサーチキャラの規則性を逸脱したステータスや効果を持つサーチカードです。但し、そうしたメリットの反面、手札を1枚捨てる必要があり、「ペローナ《OP09-034》」をプレイした後の手札の総数は、サーチが成功したとしても減少してしまいます。

一方で、手札を捨てる効果は、特定のデッキでは有効活用も可能で、通常のサーチキャラ以上にデッキの潤滑油としての活躍が期待できるカードです。

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